このページでは中国のDahua(ダーファ)製ネットワークカメラの設定方法について説明をする。
※なお、本記事については、ダーファ社の非公式である。掲載内容について責任を負いかねることをご留意いただきたい。
前回はIPアドレスの設定について説明したが、今回はカメラの解像度やフレームレートの設定について説明する。
ストリームの設定
<Setup>→<Video>より、各ストリームの設定変更が可能だ。
設定できるストリームが2つあり、メインストリームとサブストリームのそれぞれで異なる設定ができる。(ただし、サブストリームには映像サイズなどで設定内容の制限がある。)
Code-Stream Type:<通常時>か<動体検知時>か選択する。
※動体検知時だけ、ビットレートやフレームを上げることができる。
Encode Mode(映像形式):<JPEG>か<H.264>か選択する。
※H.264は<H.264><H.264B><H.264H>の3種類から選択する。
H.264の種類については、説明が難しいため別の記事で説明したいと思うが、
ハイビジョンの映像を取得したい場合は、<H.264H>を選択するとよい。
Resolution(解像度):下記より選択する。
Frame rate(FPS<フレームレート>):1fps~30fpsまで選択可能。
Bit Rate Type:CBRまたはVBRを選択する。
※データ容量をある程度、調整したい場合はCBRを選択し、
容量よりも品質を保ちたい場合はVBRを選択するとよい。
※CBRを選択した場合は、ビットレートのプルダウンメニューが表示される。
VBRを選択した場合は、映像品質を1~6のいずれかを選択する。
I Frame Interval:Iフレーム間隔を選択する。
入力完了後は<Save>を押下する。サブストリームの設定も手順としては同じだ。
確認作業
設定完了後は<Live>映像に戻り、設定した解像度とビットレートで推移しているかを確認して欲しい。
【*筆者の設定内容として(参考)】
※筆者は<H.264 1280×720 10fps CBR 1536kbps(Iフレーム間隔:10)>の設置値を好んでいるが、あくまでも筆者の個人的な設定だ。