ネットワークカメラ推進会

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レコーダーのCh(チャンネル)数とは?

チャンネル数とは何か?

ネットワークカメラのレコーダーには、度々、「Ch数」という言葉が存在する。

読み方としては「チャンネル数」と読む。

 

これはレコーダーに接続できるカメラ台数の上限ことを指しており、例えばカメラ4台まで接続できるレコーダーの場合、俗に「4チャン」などと呼んでいる。

 

業界では当たり前のように利用している言葉であるが、普段、あまりこのような機器に疎いユーザーにとっては耳慣れない表現だと思う。

ここでは、いくつかのメーカーのチャンネル数や型番の見方を説明しよう。

※なお、本記事は18年3月時点の情報である。

 

ROD ViostorPro+シリーズの場合

(※読み方としては「バイオスター」と読む)

ROD社のホームページを見てみよう。

http://www.rodweb.co.jp/products/index.html

 

本製品の場合、最初4桁の数字のお尻の2文字がカメラのチャンネル数(カメラ接続数)を指しており、/の後の3桁の数字がHDD容量を指している。

 

 

 

例えば【Viostor-2204Pro+/100】というモデルがある。この場合、XX04と記載があるため、4ch(カメラ4台まで接続ができる)モデルである。また、/100と記載があるが、これはHDDが1TBモデルである。/200の場合、2TBモデル、/400場合、4TB…と続く。

 

ROD社の場合<4Ch/8Ch/12Ch/16Ch/20Ch/32Ch/48Ch>モデルのように階段方式でカメラの接続数が増える。現段階ではViostor-8248Pro+/2800<最大48台接続モデル、最大28TB>がフラッグシップモデルとなっている。

 

ここで注意が必要なのは、RAIDの構成の違いである。

 

●Viostor-2204Pro+とViostor-2208Pro+のRAID構成(※RAID0が基本)

Viostor-2204Pro+(カメラ4台接続)およびViostor-2208Pro+(カメラ8台接続)は、原則としてリニア RAIDで出荷されるため、冗長性(HDDのバックアップ)はない。もし、RAIDを組む場合は、型番のうしろに<M>がつくモデルを選択するとRAID1(ミラーリング)まで対応可能だ。

 

●Viostor-4112Pro+以上のモデルのRAID構成(※RAID5が基本)

カメラ接続数が12台以上のモデルの場合、基本的にRAID5での出荷となる。例えば、Voistor-4112Pro+/400の場合、2TBのHDDが3枚挿入されており、物理的には6TB分のHDDが挿入されるが、1枚分はパリティ(バックアップ領域)となるため、実際に利用できるHDD領域は4TBとなる。

 

そのほかにもラインアップが豊富で、レコーダーメーカーのパイオニア的な存在である。

 

パナソニック WJ-NXシリーズの場合

パナソニックの場合、従来モデルの「i-PRO SmartHD」 向けのレコーダーと新しいモデルの「i-PRO EXTREME」向けのレコーダーがあるが、ここでは今後のことを考慮し「i-PRO EXTREME」を中心に説明する。

https://sol.panasonic.biz/security/recorder/index.html

現状では、主にWJ-NX200、300、400というモデルがある。

 

 WJ-NX200は、標準で4Chとなっており、別売のカメラ拡張キットというライセンスを追加することで、 標準4台→9台→12台→16台→24台と、カメラ接続数を増やすことができる。カメラを9Chにしたい場合は、WJ-NXE20JWを1つ購入する。12Chにしたい場合は2つ購入する・・・というイメージである。なお、初期導入時に最大24Chにする場合は、WJ-NXE21JWを1つ購入するとよい。

また、セキュリティを高めるオプションや顔検知などのインテリジェンス機能を拡張するオプションも、基本的にはライセンスを追加することとなる。

WJ-NX200V1のように、型番のお尻に<V>が付くモデルがある。これは、DVD-R、+Rドライブを保有するモデルである。録画したデータの一部をDVDにコピーすることが可能だ。再生は、レコーダーまたはPCの専用ソフトで行う。一般的なレコーダーがUSBメモリに対するバックアップを行う製品が多いので、DVDにコピーをするレコーダーはやや珍しいように筆者は感じている。

録画容量は、型番の後ろの/XXの数字でわかるようになっている。例えば、WJ-NX200/05の場合は500GBのHDDであり、WJ-NX200/2の場合は2TBである。2TB以上のモデルはRAID1(ミラーリング)の構成も可能だ。

WJ-NX300は、標準で9Chとなっている。WJ-NX200と同様のイメージでライセンスを購入することでカメラ接続台数を最大32Chまで拡張できる。また、RAID1 / RAID5 / RAID6を組むには別売のRAID 拡張キットWJ-NXR30JWが必要となる。さらに、本レコーダーのはHDDを最大88TBまで拡張できる。

さらに上位モデルのWJ-NX400Kでは、標準で64Chとなっており、ライセンスを購入することでカメラ接続台数を最大128Chまで拡張できる。その他にも、カメラグループごとに録画期間を変更したり、NASへのスケジュールバックアップ機能があったり、 レコーダーから取り出した取出したHDDをPCに接続して再生ができるなどの新機能が搭載された。なお、HDDは216TBまで拡張できる。

今回は2メーカー分の紹介を行ったが、他にもレコーダーメーカーは複数あるため、今後説明しよう。