カメラ(デバイス)の登録
前回は、Hik Central Liteのインストール方法について説明をしたが、今回はカメラ(デバイス)を登録する。
繰り返しとなるが、Hik Central Liteは比較的、直感的な操作感で設定することができる。
※重要な注意点として※
本記事では、Hik Central liteのインストールや設定方法を記載しているが、筆者もまだ勉強中のため、間違ったことを記載している可能性がある。正確な設定手順については、メーカーのマニュアルを参照して欲しい。
まずは、画面左上のHik Central Liteをクリックし、デバイスの『今すぐ追加』を押下する。
画面左上の『自動追加』を押下すると、Hik Central LiteをインストールしたPCと同一セグメント内にあるカメラ(デバイス)の一覧が表示される。追加したいカメラの□チェックボックスにチェックを入れて、カメラのユーザー名とパスワードを入力し、『追加』をクリックする。
または、自動的にカメラ(デバイス)が表示されない場合は、『手動で追加』をクリックし、IPアドレスを指定して登録することもできる。
または、中段の『バッチインポート』を選択し、Excelのデバイスリストからまとめて登録することもできるようだ。
カメラ(デバイス)の登録に成功すると、ステータス画面で”正常”と表示される。
画面左上に登録したカメラ名が表示されるので、ダブルクリック(またはドラッグ&ドロップ)するとカメラのライブ映像を表示することができる。
快適な操作感
繰り返しとなるが、Hik Central Liteはシンプルで軽快な動作感となっている。実際に、以下の動画をご覧いただきたい。
カメラ名をダブルクリックするだけで、サクサクとライブ画面を表示できることが分かる。
ビュー(画面レイアウト)の作成
今回は、カメラが1台しかないが、カメラ台数はカメラの分割画面レイアウトを”ビュー”として保存しておくことで、閲覧したいカメラをすぐに表示することができる。
画面左下の『表示』メニューで『今すぐ追加』をクリックする。
ビューの名称を入力する。例えば、”レジ前カメラ”や”倉庫カメラ一覧”など、カメラの種類によりグループ分けすることができる。
新たにビューを作成したり、ビューの内容を上書きして保存する場合は、映像が表示されていない余白部分で”右クリック”すると、『名前を付けて保存』のボタンが表示される。
作成したビューは、ドラッグ&ドロップですぐに表示を切り替えることができる。または、画面の上に、ビューの”タブ”が表示されるので、タブを選択することで、ビューを切り替えることもできる。
または、作成したビューを”ビューグループ”としてフォルダにまとめることもできる。ビューグループをドラッグ&ドロップで投げ込むと、画面の自動切り替え(シーケンス表示)を行うこともできる。
ビデオオーバーレイの表示
ここからは”小技”となるが、ライブ映像上のオーバーレイ表示の内容も変更することができる。
ライブ映像画面で”右クリック”し、『ビデオオーバーレイ』を選択する。例えば、□VCAイベントにチェックをすると、現在、カメラで設定しているVCAの設定エリアが表示される。
※筆者はこのカメラで人数カウントの設定をしているため、人数カウントの検知範囲が青い枠で表示されている。
また、□カメラ状態にチェックをすると、画面の左上のステータス画面で、現在の映像形式やビットレートなども確認することができる。
今回は、Hik Central Lite V1.0.0のカメラ(デバイス)登録とビューの設定方法について説明した。
★次回は、カメラに挿入したSDカードの録画映像を再生する方法について説明したい。