サブモニタ(マルチモニタ)とは?
今回はパナソニック製のレコーダー WJ-NX200のサブモニタ機能について紹介する。
近年、ネットワークカメラ用のレコーダーにも、RGBやHDMIケーブルを差し込み、PCレスで映像を表示できるモデルが増えてきているが、ほとんどの場合、表示可能なモニタの枚数は1枚までとなっている。
もし、仮にモニタを2台構成にしたい場合、PCを1台追加する必要があった。
例えば、下記のようなイメージだ。
※モニタAとモニタBに同じ映像を表示させる場合は、HDMI分配器などでも対応可能であるが、上記のようにモニタAで録画映像を再生しながら、モニタBでライブ表示をさせる場合、PCを追加する必要があった。これがコスト増の要因となっていた。
しかし、WJ-NX200の場合、HDMIの出力ポートが2つあり、PCがなくでもモニタ2枚に表示することができる。HDMIの出力ポートが2つあるのだ。下記のようなイメージである。
なお、映像出力端子としてBNC(同軸)も利用することができる。
注意点としては、サブモニタ(モニタB)は、あらかじめ設定されたライブ映像のみ表示できるもので、録画映像の再生や設定などができるものではない。
また、上記の情報はWEBサイトのデータを基に作成したものであるため、詳細なシステム設計については各ベンダーに確認して欲しい。