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メモリ16GB以上のモバイルノートが欲しい
非常に個人的な都合となるが、現在、筆者は16GB以上のメモリを搭載したノートPCを探している。なぜ、メモリ16GB以上のモデルが必要かというと、“仮想化”をした際にもサクサクと動く環境が欲しいからだ。
現在の筆者のPCはメモリ8GBであるが、Hyper-Vを動かして、仮想化環境を構築すると、どうしてもメモリ不足となり、動きが非常に重たくなってしまう。仮想化した場合もサクサクと動作する環境を構築したいため、16GB以上のメモリが必要なのだ。
PCにいくつものネットワークカメラの録画ソフトウェアをインストールすると、どうしてもアプリケーション同士で競合してしまい、動作が不安定化してしまうリスクがある。
各種検証を実施する場合、仮想化させた真っ新のOS上に、録画ソフトウェアをインストールすることで、アプリケーション同士の競合を防ぐことができるのだ。
ENVY X360 13 は、コスパ最強!!
価格ドットコムのサイトにて、『メモリ16GB以上のモバイルノートPC』を条件に検索すると、以下の結果が得られる。
ランキング順に並べると、一際目立つのがHPの『ENVY x360 13』である。他のPCが価格で10万円を超えているのに対して、HPの『ENVY x360 13』だけは10万円を切っている。SSDも512GBを搭載しており、実用上は全く問題がない。
CPUがRyzen7 3700Uとなっており、CPUスコアが他のモデルと比較すると、やや弱いことが気になるが、おそらく、実用上は問題ないだろう。
デザインも非常に美しく、コストパフォーマンスが非常に高い印象を受けた。ただし、OSがWindows10 Homeであるため、Hyper-Vを利用する場合、Pro版へバージョンアップする必要はある。
Lenovo YOGA S740は、第10世代のCPUを搭載
Intel製CPUを搭載したモバイルノートPCの中では、Lenovo YOGA S740がコストパフォーマンスが良い印象を受けた。第10世代のIntel製CPUを搭載したPCの場合、他の製品では約15万円~の価格設定となっているが、Lenovo YOGA S740の場合、10万円弱で購入することができる。
昨日の記事でも説明したが、ネットワークカメラシステムにおいては、Intel製CPUが推奨スペックのPCとなっていることが大多数であるため、信頼性を重視すると、Lenovo YOGA S740Lがベターな選択肢となるだろう。
OSはやはりWindows10 Homeであるため、Hyper-Vを利用する場合、Pro版へバージョンアップしなければならない。
ASUS ZenBook 13 UX333FAはWin10Proを搭載!!
Windows10 Home版ではなく、Pro版を最初から搭載したPCでコストパフォーマンスが良さそうなPCは、ASUSのZenBook 13 UX333FAである。
他のモデルでは、Windows10 Pro版を搭載したノートPCの場合、20万円を超えるモデルも多いが、本製品は15万円を切っている。デザインもシルバーの質感が高い印象を受けた。
ただし、若干、気になるのはCPUがIntelの第8世代であるということである。一般的には、Intel製CPUについては、第10世代からセキュリティ上の脆弱性が改善されていると言われている。できれば、第10世代のCPUが望ましかった。
とはいえ、実用性としては全く問題がない性能と言えるだろう。
筆者の感想として
いろいろと考えたが、やはり筆者は『ENVY X360 13』が最も気になった。性能はもちろんであるが、ENVY X360 13のデザインが美しいと感じた。
アルミ合金削り出しのボディとなっているほか、360度モニタをくるりと回してタブレットとして利用できることも魅力的だ。
購入したいと考えているので到着した場合は、Ryzen CPUとネットワークカメラシステムの相性の問題など、レビューしていきたい。