ネットワークカメラは被写体により録画容量が変化する
ネットワークカメラは、一般的に、映像によって録画容量が大きくなったり、小さくなったりすると言われている。基本的には『動きが激しい(映像の変化が大きい)』被写体ほど、映像がより重たくなる。
それでは、昼(明るい場所)と夜(暗い場所)ではどちらが映像が重たるなるのだろうか?
今回、検証を実施したので紹介したい。なお、あくまでも1つの検証結果であって、必ずしも同様の結果にはならないことはご留意頂きたい。設置環境によっては異なる結果となることもある。
検証結果として
筆者が検証した結果から述べると、以下の通りとなった。
暗い場所(赤外線なし) > 明るい場所 > 暗い場所(赤外線あり)
昼間のように明るい場所
明るい場所でのネットワーク帯域は、おおよそ【600Kbit/毎秒】となった。
暗い場所で赤外線を利用しない場合
暗い場所で赤外線投射を行わない場合、おおよそ【750Kbit/毎秒】となった。暗くてノイズが多いため、映像の変化量が大きくなり、やや重たくなったものと想定される。
暗い場所で赤外線を利用した場合
暗い場所で赤外線投射を行った場合、おおよそ【150Kbit/毎秒】となった。赤外線投射を行ったことにより、ノイズがほとんどなくなった。また、モノクロの映像となり、色の変化がなくなったため、映像が軽くなったものと想定される。
まとめ
- ネットワークカメラの映像は、動きの変化量に応じて重たくなる。
- 夜間にノイズが発生すると、映像が重たくなることがある。
- 赤外線を投射することでノイズを抑えると、映像を軽くなることがある。