※アクシスのダイナミックDNSは、サービスの終了を予定しています。
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無償のダイナミックDNSサービス
AXIS製ネットワークカメラでは、無償のダイナミックDNSサービスを利用することができる。
外出先(インターネット環境)からカメラの映像を閲覧する場合、基本的には「AXIS Companion」というアプリケーションを利用することを推奨しているが、環境によってはダイナミックDNSサービスを利用した方が利便性が高いことがある。例えば、複数人で共有して、カメラの映像を閲覧するケースだ。
「AXIS Companion」の場合、セキュリティ上のリスクは低いが、一方で上記URLのようにクライアント端末1台1台にアプリケーションをインストールして、設定を行う必要がある。そのため技術者の作業負荷は大きい。
複数人で1台のカメラを共有して閲覧するようなケースでは、ダイナミックDNSサービスの方が設定の手間は少ない。カメラとルーターさえ設定しておけば、一般的なブラウザでカメラに接続することが可能だ。本記事では、AXISカメラのダイナミックDNSの設定方法について説明する。
旧ユーザインタフェースへの接続
まず、PCでブラウザを起動し、AXISのネットワークカメラに接続する。この際、通常の設定画面ではなく、以前のファームウェアの設定画面に接続する必要がある。旧ユーザーインターフェースへの接続方法は下記の通り、アドレスバーに入力する。
http:// カメラのIPアドレス/index.shtml
カメラの管理者IDとパスワードを入力し、OKボタンを押下する。
以前のカメラのファームウェアと同じ設定画面を表示させることができる。
画面右上の「Setup」ボタンを押下する。
BasicSetupの「2 TCP/IP」ボタンをクリックし、画面下側のAXIS Internet Dynamic DNS Service「Settings… 」ボタンをを押下する。
「Register」ボタンをクリックする。
メッセージが表示されるので「OK」ボタンを押下する。
AXISのサイトでダイナミックDNSの登録を行う
Serial numberの欄に「カメラのシリアル番号」を入力し、「Proceed」を押下する。
規約が表示されるので「I agree」をクリックする。
画面中央の「Permanently register my product」をクリックする。
MyAxisのメールアドレスとパスワードを入力し、ログインする。
「Advanced settings 」をクリックする。
ダイナミックDNSのアドレスとして利用したい「任意の文字」を入力し、「Save Settings」を押下する。これでWEBサイト上での設定は完了となる。
これで今後、ブラウザを起動し、アドレスバーに「http://任意の文字.axiscam.net」と入力するとインターネット上からカメラに接続することが可能となる。
なお、ダイナミックDNSを設定し、しばらくすると接続ができなくなることが起きたが、「 Enable automatic updates to AXIS Internet Dynamic DNS Service」のチェックボックスにチェックを入れると、接続ができるようになった。
ルーターのポート開放(上手くいかない場合)
うまく接続できない場合、ルーターのポート開放が適切に設定できていない可能性がある。
ポート開放の設定方法については、各ルーターのメーカーや機種によって異なる。
他のサイトであるが、YAMAHA社の設定に関するリンクを貼っておく。
http://www.obenri.com/_nvr500/ip_masquerade.html