アクシスサイトデザイナー2がより使いやすく進化した
AXIS Site Designer 2とは、アクシス製ネットワークカメラのシステム設計を簡単に行うことができるツールである。撮影する距離などからカメラを選定することができる。また、付随するオプション品やレコーダーなども選択することが可能だ。
アクシスサイトデザイナー2については、以前、以下のURLで説明したので参照して欲しい。
今回は、このアクシスサイトデザイナー2がさらに進化したとの情報をキャッチしたため、新機能について説明していきたい。
地図(マップ)機能の使い方
今回、新機能として地図(マップ)の機能が追加されたので使い方を説明していきたい。最初に、アクシスサイトデザイナー2を起動し『新しいプロジェクト』を作成する。作成後、『地図』を選択する。図面をアップロードするために『サインイン』を押下する。
MyAxisのアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、『Submit』を押下する。
画面右にある『新しいマップの追加<+>』のボタンを押下する。
『見取り図のアップデート<上>』を押下する。
PC内のデータから図面データを選択する。
任意の名前を入力し、『新しいマップの追加』を押下する。
2つの赤い目印の間の距離を入力する。今回の場合、2つの目印の間を3.60mと設定した。
『ドラッグまたはクリックして新しいカメラを追加します』を押下する。
必要と考えられるカメラの画角や被写体までの距離などを入力し、最適なカメラを選択する。
今回は、M3065-Vを選択した。カメラの画像の上で左クリックし、『追加』ボタンを押下する。
画面右側に表示されたカメラをドラッグ&ドロップで図面上に配置する。青い線の上でクリックし、撮影範囲や角度を調整する。
ブロックラインのボタンを押下する。
あくまでも一例であるが、ブロックラインとして、撮影する部屋の外周をラインで囲うようにする。
これで本来は撮影ができない部分をカットすることができた。あとは、この作業をカメラの台数分、繰り返すだけである。
画面右下にある印刷ボタンを押下すると、図面上に配置したカメラのプロット図を印刷することも可能だ。
まとめ
今回のアクシスサイトデザイナー2の新機能により、マップ上で距離の計算ができるようになった。実際に、どのようにカメラが配置されるのかイメージしやすくなるため、是非、活用して欲しい。