ネットワークカメラ推進会

Network camera promotion and communication

ネットワークカメラのコマンドの概要

PCからネットワークカメラの映像を閲覧したり、首振りをさせたりすることができるが、実際にどのような仕組みでカメラに動作の指示をしているか、分かるだろうか?

筆者も開発に関する技術者ではないため、詳細な仕組みは分かっていないが、基本的には「コマンド」を送り合うことでカメラに様々な動作をさせることができる。下記のようなイメージだ。
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閲覧用PC側からカメラに対して「映像をください」というコマンドを飛ばして、そのレスポンスとしてカメラから映像が送信される。また、首振り操作を行う場合も、基本的にはPC側から「右を向け」「左を向け」という指示内容のコマンドをカメラに投げつけることで、カメラがその指示に従って動作している。 このように「カメラに対してどのようなコマンドを送れば、どのような挙動をするのか?」というプロトコルの仕様書は必要に応じて、カメラメーカーより開示を受けられる場合もある。サードパーティー製のレコーダーメーカーは、パナソニックやソニー、キヤノンなど様々なメーカーより、開発者向けのコマンドに関する資料を見ることで、異なるカメラメーカーに対応できるのだ。

エンドユーザー自身は難しいコマンドを覚える必要はなく、見えないところで勝手にカメラが「特殊な言語を使って会話をしている」と考えればよい。

 

AXIS社の場合

AXIS社では下記のサイトにて開発者向けに情報提供を行っている。

www.axis.com

筆者も、さすがにコマンドのことはさっぱりわからないが、AXISのカメラの場合は<VAPIX>というコマンドを利用してカメラに対して、様々な指示をすることができる。
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例えば、上記のコマンドをざっくりと訳すと「httpのプロトコルを使って、192.168.XXX.XXXのカメラのJPEG画像をください」という内容である。

 

実際に、このコマンドをWindows検索に入力しエンターを押したところ、ブラウザ上に静止画を表示することができた。
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これらのコマンドを理解できるようになると、カメラ1から別のカメラ2に対してコマンドを送ることもできるようになる。例えば、カメラ1でモーション検知をしたタイミングで、カメラ1からカメラ2にコマンドを送信して、特定の方向に首を向かせる…ということも理論上は可能である。
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カメラではないが『AXIS P8221 I/Oオーディオモジュールへ I/O入力があったときに、Axis製PTZ ネットワークカメラを特定のプリセットポジションへ向けるための設定手順書』が下記のURLに記載されているので、参考にして欲しい。

www.axis.com