動体検知で録画を開始する
今回はQNAPのNASを利用して動体検知録画を行う方法について、説明する。
まず、カメラ側でモーション検知を設置を行う。
※設定方法については、各カメラメーカーのマニュアルを参照して欲しい。
カメラ側の設定が完了すると、次に録画装置側の設定を行う。
ブラウザでNASに接続し「Surveillance Station」を開く。
「カメラ設定」の「イベント管理」で「□アラーム録画を有効にする」と「□カメラがモーション検知をすると録画を開始」にチェックを入れる。
※モーション検知による録画時間を設定する場合は、曜日と時間帯を指定することもできる。
システム設定の「詳細設定」→「アラーム録画」の設定画面にて、アラーム検知前と検知後で何秒録画をしておくのかを設定することができる。
※最大300秒前から300白秒後まで設定することが可能である。
実際にビューワー画面(QVR Client)にて、モーションを検知すると画面の右上に、イベント検知というポップアップ表示が出現する。また、イベントを検知したカメラのスナップショットが画面右側に表示された。
※なお、イベント発生(動体検出)時に警告音が出る設定にしておくと長時間警告音が鳴り続ける。赤い【!】マークを押下することで警告音を止めることができる。
録画再生時は、「録画タイプ」を<全ての録画><アラーム録画><定期的録画>のいずれかを選択することができ、<アラーム録画>を選択すると、動体検知で録画した部分だけをタイムバーに表示させることが出来る。動体検知した部分だけを再生するなどの効率的な再生が可能となる。
あまりにも動体検知の数が多い場合は常時録画にした方が動作が安定するが、「映像に動きがあったところだけを録画したい」または「効率的に再生できるようにしたい」と考えるユーザーは上記の方法を試してみて欲しい。