ネットワークカメラの形状
ネットワークカメラカメラには、さまざまな形状が存在するが
大きくわけると<ボックス型>と<ドーム型>の2種類である。
(上記以外にも筒状のバレット型や超小型のカメラもあるが、ここでは割愛する。)
それぞれのメリットとデメリットをまとめておく。
ボックス型
<ボックス型のメリット>
* いかにも「カメラらしい形状」であるため防犯効果が高い
* 機種によっては「レンズ交換」ができるタイプもある
<ボックス型のデメリット>
* 被写体に対して威圧感を与えてしまう。
(飲食店などに設置した場合、カメラの存在が気になる場合がある。)
* 撮影している角度が見た目でわかりやすいため、死角に逃げられるリスクがある。
* ボックス側カメラの上にホコリなどが溜まってしまうことがある。
(食品工場などへの設置は不向きとなる場合がある。)
ドーム型
<ドーム型のメリット>
* 飲食店などに設置した場合も比較的、空間に馴染みやすい。
* カメラにホコリが溜まりにくく、食品工場などへの設置に適している。
<ドーム型のデメリット>
* 目立ちにくいため、防犯効果は低い場合がある。
* レンズの交換はできない機種が多い。
* 機種や設置環境によっては、映像の歪みや赤外線の乱反射が起こる場合がある。
以上のように、設置場所に応じた機種選定が必要となる。