本サイトでは比較的、法人向けのネットワークカメラについて記載をしているが、個人向け商品で非常に面白い製品があったので紹介しておきたい。
それは、<スマートロボット アボット ライリー>である。
筆者もPTZ(首振りやズーム)対応のネットワークカメラがあることはもちろん認識していたが、まさか、走行ができるモデルがあることは知らなかった。
まるで、ルンバにカメラが付いたような筐体だ。まずは以下の動画をご覧いただきたい。
動くのでイタズラされてしまうかもしれないが、ペットの見守りなどで、いろいろな空間をチェックするのには良いかもしれない。
それから筆者はよく外出した後に「そういえば…きちんと窓を閉めたかな?」と記憶が曖昧になることがあるのだが、そういう時に正しく施錠したかどうか確認もできると思う。
欲を言うと…録画の機能はやや弱い印象だ。動き検知で10秒の録画を5件しかできず、任意で削除しないといけないようである。また、連続稼働時間も約2時間(静止時)となっており、もう少し長い方が理想である。
おそらく理想的な使い方としては、別途、通常のネットワークカメラで部屋全体をモニタリングしつつ、必要に応じてアボット ライリーを出動させて詳細をチェックするする運用が良いのではないかと考えられる。