SK VMSはデジタルズームが自由自在
マウスのスクロールで簡単に拡大
SK VMSの検証作業を進めているが、筆者が操作しているの中で特に特徴的だと感じたのが、『デジタルズームのサクサク感』である。
SK VMSのデジタルズームは本当に自由自在に操作することができる。実際の操作イメージの動画をご覧いただきたい。
マウスのトラックボールで前や後ろにコロコロとスクロールすると、素早く拡大することができる。マウスの右クリックを利用して画像を見たい箇所へ動かすことも可能だ。
このように、非常に滑らかな操作感でデジタルズームができる。
別のウィンドウで表示させることもできる
画面上でデジタルズームをしたい場所を黄色い枠で囲うと、その部分だけ別ウィンドウで表示させることもできる。特定の場所を素早く拡大表示させることが可能だ。
他のVMSでは、同一画面上でデジタルズームされるのに対して、SK VMSでは別ウィンドウで表示される。左のウィンドウで全体の映像を確認しながら、右のウィンドウでデジタルズームをした後の映像を並べて閲覧することができるのだ。
SK VMSは録画の再生が自由自在
スマートサーチで快適に映像を検索
最近のネットワークカメラのレコーダーや録画ソフトウェアでは、スマートサーチという機能が実装されてきている。
これは、モーション検知を予め設定しておき、録画映像の再生時は、映像の一部を四角で囲うと、動きがあった時間だけをサムネイル画像で表示させることができる機能である。
これもモーション検知が発生した場所だけを素早く探し出すことができる優れた機能である。SK VMSはこの操作感もサクサクと動く。
※筆者のデモ環境では、説明が難しかったため以下はメーカーのシステムケイ社のデモサイトである。
まず、見たい場所をマウスを使って四角で囲う。
そうすると、モーション検知が行われた時間のサムネイル画像が複数表示される。
録画映像を再生する場合、そのサムネイル画像をクリックすると、その時間帯の映像をすぐに表示させることができる。
なお、このモーション検知はカメラ側で行っているわけではなく、録画サーバー側で行っているようなので、カメラがモーション検知に非対応のカメラでも機能を利用することができるようだ。
従来のレコーダーで録画の再生を行う場合、早送り操作を行い、不審者や被写体が映った箇所を手動で探し出す必要があり、映像の再生に手間と時間がかかっていた。
一方で、SK VMSのスマートサーチを利用すると、不審者や被写体が映像に入った場所だけを素早く探し出すことができる。
最後に
もちろん、デジタルズームやスマートサーチの機能は他のレコーダーや録画ソフトウェアにも実装されてきている機能である。
しかしながら、SK VMSの場合、その操作のサクサク感が他の製品とはまったく異なるのだ。
簡単なマウス操作でスムーズに拡大することができる。
百聞は一見に如かずである。以下のURLにシステムケイ社のデモサイトを貼っておくので、是非、お試し頂きたい。