ネットワークカメラ推進会

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純正ソフトのメリット・デメリット

アクシスカメラステーションに他社のカメラを登録できないか?

 以前の記事でも記載しているが、筆者はアクシスカメラステーションの設定や操作感を非常に高く評価している。機能面でも充実しており、最も使いやすいアプリケーションの1つであると考えている。

 今回は、このアクシスカメラステーションに他社のカメラを登録できないか検証してみる。

 

 なお、結論から申し上げるが、他社のカメラは登録することができなかった。

 

ハイクビジョンのカメラで試してみる

 今回は、試しにハイクビジョンのカメラを登録してみることにした。なぜ、ハイクビジョンのカメラにしたかというと、アクシス社にとって、世界的に最もライバルとなり得るメーカーの1つであると考えたからである。

 

 最大のライバルのカメラを自社のアプリケーションに登録できるかどうか、非常に楽しみだ。ネットワークカメラにはONVIF(一般的にオンビフと読む)という共通規格が存在している。これに準拠しているカメラであれば、様々なレコーダーに登録することが可能である。例えば、サードパーティのレコーダーが様々なメーカーのカメラを登録・録画することができるのは、このONVIFという規格が影響しているのだ。

 アクシスカメラステーションは、アクセス製カメラ向けのソフトウェアであるため、ほぼ無理であることは認識しているが、いちおう試してみることにした。

 

 まず、できるだけハイクビジョンのカメラが登録ができるように、カメラ側の設定を変更した。具体的には、ネットワークの認証形式を【BASIC認証】に変更し、ONVIF対応に変更した。

 (※なお、別件であるが、他のサードパーティ製のレコーダーでも同様に、ネットワークの認証形式を【Dijest認証】から【BASIC認証】に変更すると、登録できないカメラが登録できることがあるので試して欲しい。)

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実際にカメラの登録を試してみる

 では、実際に、アクシスカメラステーションにハイクビジョンのカメラを認識できるかどうか検証してみる。設定画面で、ハイクビジョンのカメラのIPアドレスを入力する。

 

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 やはり上記の通り、「HTTPS証明書が信頼されませんでした」とのエラーが発生し、登録することができなかった。その後、カメラ側の設定を色々と変更してみたが、やはりカメラを登録することができなかった。

 

筆者が伝えたかったこと

 

 このようにアクシスカメラステーションに他社のカメラを登録することはできなかったが、これは当然の結果である。正直、できないことは最初から分かっていた。

 筆者が、この記事で伝えたかったことは、カメラメーカー純正のソフトウェアを利用するか、サードパーティー製のレコーダーを利用するかのメリットとデメリットである。

 カメラメーカーの純正のソフトウェアを利用すると、そのカメラメーカーの特性を最大限引き出すことができ、また、操作画面からカメラ本体の設定画面の変更もできたることも多い。一方で、他社のカメラを登録・利用することができなくなるため、長期的にみると、ベンダーロックが起こってしまいコスト増になってしまうことがある。

 一方で、サードパーティー製のソフトウェアやレコーダーを利用すると、様々なメーカーのカメラを登録することができる一方で、カメラの機能をすべて利用することはできないため、注意が必要だ。例えば、カメラ本体は動体検知に対応しているのに、レコーダー側で連動できないことも多い。

 純正ソフトとサードパーティー製品を利用するメリット・デメリットを考えて選定して欲しい。

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