ネットワークカメラ推進会

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ノートPC・デスクトップPC・ワークステーション・サーバーの違いを理解する

ネットワークカメラシステムでは、PCやサーバー、ワークステーションなど様々な装置が用いられるが、その違いと主な特徴について説明しておく。

ノートPC

-ノートパソコンは、下記写真のように持ち運びに便利なPCである。一般的には開閉式のモニタとキーボードが付いている。メリットとしては、設置スペースが狭い場合も導入が可能という点である。デメリットとしては、比較的、本体内に熱を持ちやすい点だ。ネットワークカメラシステムでは、常時、動画を表示するケースも多いため、PCへの負荷も大きい。そのため、ノートPCの場合は熱が筐体内こもり、故障の原因となるケースがある。

 

デスクトップPC

-デスクトップパソコンは、据え置き用の箱型PCである。メリットとしては、ノートPCと比較した場合に、安価でも比較的スペックが高い点である。また、大きめのファンが付いているモデルもあり、放熱性もよい。ネットワークカメラの商談においては圧倒的にデスクトップPCを利用するケースが多い。デメリットとしては、設置スペースが必要な店である。

 

ワークステーション

ワークステーションとは、一般的なPCよりも高性能かつ高耐久なモデルである。一般的なPCをネットワークカメラで用いた場合、24時間常時稼働させておくと、故障や不具合が起きる可能性が高くなる。 一方、ワークステーションは常時稼働にも比較的強い。また、CPUやグラフィックボードの性能が高いため、多くのカメラの映像を分割表示する場合はワークステーションが用いられる。

 

サーバー

-サーバーとは上記のPCにサービスを提供する筐体のことである。ネットワークカメラシステムの場合、一般的には、サーバーに録画データを蓄積し、各クライアントPCからサーバーの映像を閲覧するという構成となる。通常は、Windows Server 2012Windows Server 2012 R2など、サーバー向けのOSがインストールされる。

 

※上記のようにサーバーに録画データを蓄積し、配下の閲覧用PCはサーバーに格納された録画データを再生する。

※サーバー自体にモニタを付けて映像を閲覧することも可能ではあるが、その場合、サーバーは録画とモニタ表示の両方の処理が必要となるため、負荷が高くなってしまうことがある。

 

実際の導入基準

*本来は、上記の構成図のように録画サーバーにはサーバーOSがインストールされた筐体を設置し、各クライアントPCはワークステーションなど耐久性の高いモデルの導入が望ましい。

しかし、実際の商談においては限られた予算の中で構成を組む必要があるため、通常のクライアントPC1台で録画とモニタ表示を行うケースも多い。カメラ台数が1~2台など、少ない場合は問題となるケースは少ないがカメラ台数が多くなると、不具合が起きるリスクが高くなるので注意したい。

時々、スペックが低いPCにも関わらず、PC1台で多数のカメラを録画とモニタ表示しているケースが見られる。各ソフトウェアメーカーにシステム構成に関する制限事項が記載されているのでチェックが必要だ。