ふと、レコーダー見て思い付いたこと
筆者の自宅には、ネットワークカメラとレコーダーがいくつか設置してある。そのほとんどがヤフオクやメルカリなどから購入したものである。いちおう、小さいメタルラックの上に並べて置いているのだが、それらを眺めていて、ふと考えた・・・。
『もっとカッコよくできないのかな・・・?』
もちろん、既製品のレコーダーのデザインを否定するつもりは全くない。むしろ、ネットワークカメラのレコーダーにカッコ良いとかカッコ悪いとか、そういう概念はそもそも必要がない。
業務(法人)向けの製品であるから、レコーダーがピカピカしたり、派手であったりする必要性は全くないのだ。事務所に設置する場合、落ち着いたデザインの方が望ましい。
しかし、筆者はあくまでも個人利用である。もっと『レコーダーのデザインにオリジナリティを生み出したい』と、思い付いたのだ。
レコーダーを分解して、バラバラにする
まず、筆者が最初に実行したことがレコーダーを分解することである。ネットワークカメラのレコーダーとはいえ【メインボード(マザーボード)】【HDD(ハードディスク)】【電源】は、自作PCなどと同じ考え方である。
きっとバラバラにしても、線さえ正しく繋げれば動作できるはずだ。
早速、レコーダーをバラバラにすることにした。
なお、このブログをご覧いただいている方は決して真似しないようにして欲しい。勝手に分解した時点で、当然ながら、故障してもメーカーの修理を受けることができなくなる。
最悪の場合、感電したり、火災が発生することもあるかもしれない。あくまでも何が起きても自己責任だ。
レコーダーのあらゆるネジを外した結果、以下のようにバラバラにすることができた。 (※なお、メーカーのデザイナーの方に申し訳ないので、あえてメーカー名や機種名はわからないように隠しておく。)
モバイル式レコーダー
バラバラにしたレコーダーのケーブルを繋いで電源を入れ直してみたところ、いちおう、起動することができた。理論上は、どのようなケースに入れ替えても稼働できることが確認できた。
早速、新しいケースに入れ替えた。それが、以下の写真である。
ビジネスバッグ(ハードケース)に、ちょうどすべて収納することができた。これで、持ち運びが容易となった。いつでもどこでも電源さえあれば、レコーダーのデモンストレーションが可能だ。
完全に悪ふざけであるが、ツイッターに写真をアップしたところ、いつもよりも閲覧数が多かった。ちょっと、複雑な気持ちだ・・・。
PCケースに載せ替える
さすがに、故障のリスクが高いので、きちんとしたPCケースに収納することにした。今回、購入したケースは以下の商品だ。アマゾンの中でも、コストパフォーマンスが高いケースである。
※URLはアマゾンアソシエイトを利用しています。
新しいPCケースの中に、メインボードやHDDを取り付ける。
こんなことをいうとレコーダーメーカーの方には怒られるかもしれないが、組み合ては思いのほか、簡単であった。
ケーブルなどは、差し込めるところにしか差し込めない。
電源ケーブルやHDDを接続するSATAケーブルなども、メインボードにどこに差し込めばいいのか記載があるので、間違えることはあまりないだろう。
筆者の性格が大雑把であるため、購入した直後に、PCケースの説明書を紛失してしまうトラブルもあったが、なんとかなるものだ。
しかし、唯一、苦戦したのが『スイッチとの連動』の部分である。電源ケーブルを差し込むと起動することはできるのだが、PCケースの電源ボタンを押しても、シャットダウンすることができないのだ。強制的に電源ケーブルを抜いて電源を落とすことしかできなかった。
レコーダーを分解する前に最低限のケーブルの接続方法を写真に残していたので、この写真をヒントに作業をした。また、マザーボードについてもネット上にマニュアルがあったため、マニュアルを見ながら結線を変えていった。
しばらくいろいろなパターンを試してみると、無事、ボタンを押すことで電源のON/OFFができるようになった。
最終的に完成したのが以下のレコーダーである。
欲を言うと、本当はLEDなどでピカピカさせたかったのだが、残念ながら、そこまでのカスタマイズをすることはできなかった。さすがに、改造しすぎて起動できなくなると筆者はOSや録画ソフトウェアの再インストールができないためだ。
また、部屋が狭いので、もう少し小さいケースでもよかったのかもしれない。
感想として
PCを自作されている方にとっては、配線などが汚いと思われるかもしれないが、筆者としては、まぁまぁ満足できる出来となった。以前は白い筐体がベースであったが、ブラックのケースに入れ替えることができた。
いずれは、オリジナルのレコーダーも作っていきたいと考えている。