ネットワークカメラ推進会

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ネットワークカメラ4台以内の構成を考える

AXIS製ネットワークカメラでの構成を作成する

 

 本記事では、ネットワークカメラが4台以内の構成について考えていきたい。多くのSOHOユーザーではカメラ4台以内の導入となるため、参考にしていただければと思う。

 今回のシチュエーションとしては、『①事務所などの屋内に設置する場合』と『②屋外に設置する場合』の2パターンを想定している。

 

 なお、選定した製品の組み合わせで動作検証などを実施したわけではなく、筆者の独断と偏見で選定していることをご留意いただきたい。

 

 (※以下の一部のURLにはAmazonアソシエイトを利用している。) 

 

屋内に4台のカメラを設置する

 

カメラ本体 AXIS M3065-V / AXIS P3245-LV

 

 まず、最初にカメラ本体の選定である。カメラ本体は【AXIS M3065-V】を選定したい。屋内型のドーム型カメラとしては最も廉価で、かつスタンダードなモデルである。水平画角も102度となっており、部屋全体を撮影するのに丁度良い。

 

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Affordable mini domesAXIS M3064-V/65-V/66-V/75-V Network Cameras

 

 もう少しグレードの高い製品としては、【AXIS P3245-LV】を選定しても良い。本製品の場合、赤外線投射機能を搭載しており、暗い場所での撮影に強くなる。

 

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AXIS P3245-V/-VE/-LV/-LVE – Your go-to security cameras

 

PoE HUB GS108PE-300JPS

 

 PoE HUBはネットギアの【GS108PE-300JPS】を選定した。LANケーブルのポート数は8口ある。半分の4口がPoEの給電に対応しており、残りの4口がデータ送受信用である。PoEの出力容量も53Wあり、必要十分である。

 廉価なPoEスイッチとしては非常にメジャーな機種の1つと言ってもよい。ユーザーインターフェースが日本語に対応したことも評価できる点である。

 

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録画装置 システムケイ NVR-204 MKⅡ

 

 レコーダーはシステムケイ社のNVR-204 MKⅡを選定した。筆者のこのブログでもしばしば紹介しているが、カメラ4台までの録画が可能である。また、レコーダーとモニタやマウスを直結し、PCレスで運用することも可能だ。5年の保証(システム部:5年 HDD:2年)が付属していることも魅力的である。

 ただし、RAID構成には対応していないため、あくまでもコスト重視の構成となる。

 

nvr.bz

 

 カメラがアクシス製品であるため、レコーダーもアクシス製で統一したい場合は、AXIS S2208やAXIS S1116という選択肢もある。

 AXIS S2208の場合、PoE機能も内臓しているため、別途、PoE HUBを導入する必要がなくなる。

 

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モニター フィリップス 221E9/11

 

 モニターはフィリップスの【221E9/11】を選んだ。廉価であるほか、HDMIケーブルが同梱されていることが魅力である。IPS液晶であるため視野角も広い。カメラ4台であれば、20インチくらいのサイズがちょうど良いだろう。本製品も保証期間は5年だ。

 ただし、このモデルもどちらかというとコンシューマー向けのモデルである印象があり、あくまでもコスト重視の構成となる。

 

 

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屋外に4台のカメラを設置する

 

カメラ本体 AXIS M2025-LE / AXIS P1445-LE

 

 屋外にカメラを設置する場合は、防水防塵対応のモデルを選定する必要がある。コスト重視であれば、AXIS M2025-LEが最もコストパフォーマンスが高い。赤外線投射距離は15メートル程度である。

 

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Small wonders. Big potential - New AXIS M20 Series

 

 より性能が高いモデルとしては、【AXIS P1435-LE】や【AXIS P1445-LE】がある。AXIS P1445-LEの場合、赤外線投射距離は40メートルまで伸びる。暗い場所など、より厳しい環境で撮影する場合、AXIS P1435-LEやAXIS P1445-LEを選定すると良いだろう。

 

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AXIS P14 Network Camera Series

 

PoE HUB GS108PP

 

 AXIS P1445-LEは、消費電力が最大12.95Wとなる。GS108PE-300JPSだとややパワー不足な印象があるため、より性能が高いネットギアの【GS108PP】に変更したい。

 PoE+に対応できるほか、PoEの供給電力が123Wとなるため余裕がある。

 

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 レコーダーやモニタは屋内モデルと同様のものを選定すればよい。

 

簡易システム構成図

 

 最後に、簡易的なシステム構成図を記載しておく。

 

 

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 PoE HUBから各カメラに電源供給を行い、レコーダーで録画を行う構成である。レコーダーはHDMIケーブルでモニタと結線できるため、PCレスで運用できる。非常にシンプルな構成だ。

 

 インターネット環境がなくでも、ローカル環境で運用することができる。

 

  設定値次第であるが、1~2週間程度の録画であれば、1TB程度のレコーダーでもよい。もし、一か月近く録画データを残し手置きたい場合は、2TB以上のHDDを選択すると良いだろう。

 

 今回は4台の小規模システムの構成について考えた。参考になれば幸いだ。