ネットワークカメラだけではWEB会議はできない
近年、在宅ワークや拠点間の移動コスト削減のため、ビデオ会議システムやWEB会議システムが普及している。
ネットワークカメラ本体だけでも、マイクやスピーカーを搭載することができるモデルもあるので、理論上はWEB会議システムのような使い方もできるのだが、あくまでもカメラの音声送受信機能は付属的な機能であるため、会議システムとして利用することにはあまりお勧めしない。
具体的にネットワークカメラ本体のみで会議を行う場合のデメリットは下記の通りだ。
1.3拠点以上の会議ができない。
2.音声にノイズが入ったり、聞き取りにくい場合がある。
3.資料共有などの仕組みがない。
そのため、望ましい品質で会議を行う場合は、ビデオ会議システム専用機かWEB会議システムの導入が望ましい。WEB会議システムでは下記のようなシステムがある。
最近では、WEB会議システム用のカメラとして、ネットワークカメラも利用できるクラウドサービスもあるため、参考にして欲しい。例えば、LiveONではキヤノン製のネットワークカメラに対応している。
しかし、今回筆者がWEB会議用のカメラとして推奨するのは、ネットワークカメラではない。
WEB会議の場合、下記のAver社のUSB対応のカメラをお勧めしたい。
このカメラのメリットは、USB コネクターをデスクトップまたはノートパソコンに接続するだけでドライバをインストールすることができることである。
ネットワークカメラの場合、IPアドレスの設定などが必要であるが、本製品の場合、USBタイプのWEBカメラのため、ほとんど手間をかけることなく利用することが可能だ。
リモコン操作で首振り操作を行うこともでき、また光学12倍のズーム機能も保有している。
PCを使って首振りを行う必要もないため、リモコンで直感的な操作が可能だ。是非、お勧めしたい商品である。
参考までに、アマゾンのリンク(後継品)を貼り付けておく。
※上記URLはAmazonアソシエイトを利用しています。