VIVOTEKの初期設定
今回は、VIVOTEK製ネットサーワークカメラの基本的な設定方法について説明する。 VIVOTEKは台湾のメーカーで日本国内ではあまりメジャーではないかもしれないが、グローバルで見るとシェアが高いメーカーの1つである。
※なお、筆者もほぼ初めて操作をしながら記事を書いているため、間違っている部分も多少あるかもしれないので、あらかじめご了承いただきたい。
メーカーホームページより「Installation Wizard 2(IW2)」をダウンロードし、インストールする。
アプリケーションを起動し、カメラを検索すると上記のような結果が得られた。VIVOTEKのカメラはDHCPサーバーがない場合、169.254.XXX.XXXが割り当てられるようだ。
ここで「マニュアルセットアップ」や「スマートセットアップ」というボタンを押下してみたが、筆者のPCとの相性が悪いためかうまく動作しなかった。今回はブラウザでカメラに直接、接続しセットアップを行う。
なお、原則はブラウザは「IE」を利用することを推奨する。サポートしていないブラウザで接続した場合、上記のように適切に映像を取得できない場合がある。
IEで接続した場合、上記のように映像を取得することができた。なお、初回のみアドオン(おそらくActiveX)がインストールされる。インストールが完了すると、画面中央に映像が表示されて、下部には、さまざまな操作用のボタンも表示された。
画面右上に「Language」というボタンがあったためクリックしたところ、「日本語」も選択することができた。正直、筆者は日本語対応は期待していなかったので非常に驚いた。
基本的な設定を行いたい場合は、和訳で「構成」というボタンをクリックする。「一般設定」をクリックし、「ネットワークタイプ」のタブを選択し、任意のIPアドレスを入力する。最後に、保存のボタンを押下すると、任意のIPアドレスを設定することができた。
「システム」の「一般設定」をクリックすると、カメラの時刻などの設定も可能だ。タイムサーバーなども指定することができた。
筆者がめずらしいと感じたのは、ビューワー画面のカスタマイズができることである。「ホームページのレイアウト」ボタンを押下すると、このようにビューワー画面のロゴやカラーの変更が可能だ。
これ以外にも様々な設定があるが、基本設定としては上記で完了である。