カメラにアプリケーションを追加できる
VIVOTEKのネットワークカメラ関連製品の一部には、アプリケーションをインストールできる領域が存在している。オープンなプラットフォームとして、開発ツールを公開しており、サードパーティーのベンダーがアプリケーションを開発することも可能だ。
アクシスコミュニケーションズがACAPというブランドで、カメラにアプリケーションを追加できるプラットフォームを公開しているように、VIVOTEKでは、VDAPというブランドで開発プラットフォームを公開しているのだ。
昨今、ネットワークカメラは単純に『録画して再生する』という用途だけではなく、非常にインテリジェントな機能を搭載してきているのだ。人数カウントやヒートマップ、高度なモーション検知がその一例である。
カメラにアプリケーションをインストールする
実際に、VIVOTEK社のカメラにアプリケーションを追加してみよう。まず、以下のURLよりVIVOTEK社のアプリケーションをPCにダウンロードする。今回は、試しに『ディープラーニングVCA-スマートモーション検知』と記載されたアプリケーションをインストールしてみることにした。
『アプリケーション』メニューで『パッケージの管理』を選択する。
パッケージをアップロード画面にて、先ほど、ダウンロードした『VCA-6.1.11.tar.tzg』というファイルを参照し、アップロードする。
『Deep Learning VCA』というアプリケーションがインストールされた。
今回は、アプリケーションのライセンスがないため、このままでは利用することができないが、このように任意でアプリケーションをインストールして、様々なインテリジェントな機能を追加することが可能だ。
アプリケーションは有償のものもあるため、追加購入が必要である。
様々なアプリケーションのイメージとして、以下のURLのイメージ動画を参照して欲しい。動画は、流通小売業向けのアプリケーションの一例である。
まとめ
- ネットワークカメラは単純に録画することだけではなく、様々なアプリケーションをカメラにインストールすることができる。
- VIVOTEK社の場合、VDAPというブランドでプラットフォームを公開している。
- 人数カウントやヒートマップ、高度なモーション検知機能などがリリースされている。