ネットワークカメラ推進会

Network camera promotion and communication

レコーダーを定期的に再起動する

常時起動していると不具合の原因になる

 

 一般的に、ネットワークカメラのレコーダーや閲覧用PCを常時起動していることはあまり推奨しない。すっと電源を点けっぱなしにしていると、端末内にデータのゴミがたまってしまったり、メモリにタスクがたまったまま解放されず、動作が重たくなってしまうなどの不具合が起こるリスクがあるためだ。

 アプリケーションは通常、必要時のみメモリを取得し、動作終了後はメモリを解放するが、バグなどが原因で解放しないまま残ってしまうのである。これをメモリリークなどと呼ぶ。

 

 これらの不具合を防ぐためには、レコーダーやPCを定期的に『再起動』することを推奨したい。端末がリフレッシュされて、動作をサクサクの状態に戻すことができるのである。

 レコーダーやPCは時々、再起動させてリフレッシュさせると良いだろう。

 

レコーダーの定期的な再起動の設定方法

 

 今回は、システムケイ社のNVR-204 MKⅡを一例に、定期的な再起動の方法について説明しよう。

 

f:id:networkcamera:20201028002822j:plain

 

  『設定』画面を開き、『メンテナンス』を選択する。

 

f:id:networkcamera:20201028002944j:plain

 

 スケジュール再起動のチェックボックスにチェックを入れる。再起動の間隔や曜日、時間を指定する。例えば、上記の場合、【毎週 日曜日】の午前4時にレコーダーが定期的に再起動する設定となっている。

 

 設定後は、適用ボタンを押下する。

 

 再起動期間中は一時的に録画は停止してしまうが、安定稼働できる可能性があるため、もし何か不具合が起きる場合には定期的な再起動を検討してみて欲しい。