ネットワークカメラ推進会

Network camera promotion and communication

SK VMSを構築する

Ubuntu上にサーバープログラムをインストールする

 

 

 今回はシステムケイ様から試用版をお借りしたSK VMSを構築する。なお、筆者の勉強のために記事にしているが、手順については誤りがある可能性もある。正確な設定・操作手順については、システムケイ社の公式マニュアルを参照して欲しい。

 

 筆者のPCの環境であるが、Hyper-Vを利用しており、WIndows10Pro上にUbuntuを構築している。

 まず、ゲストOSのUbuntuにSK VMSのサーバープログラムをインストールし、ホストOSのWIndows10上にビューワープログラムをインストールした。

 

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初期セットアップを行う

 

 まずは、新しいサーバーの構築を行う。WIndows10上のビューワープログラムを展開すると、以下のような表示となった。

 

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 『新しいサーバー』をクリックして、セットアップを開始する。

 

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 『新しいシステムをセットアップします』を押下する。

 

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 『システム名』を入力し、『次へ』を押下する。

 

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 管理者のパスワードを設定する。『次へ』を押下する。

 

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 これで、新しいサーバーが構築された。

 

カメラを登録する

 

 続いて、カメラの登録作業を行う。

 

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 設定メニューを開き、『デバイスの追加』を押下する。

 

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  カメラのIPアドレスやパスワード情報を入力する。『検索』ボタンを押下すると、カメラのリストが表示される。追加したいカメラをすべて選択し、『すべてのデバイスを追加』を押下する。

 

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 サーバー上にカメラが登録され、ライブ映像が表示されるようになった。

 

 

画面レイアウトを作成する

 

 続いて、画面レイアウトを作成する。SK VMSは画面レイアウトの柔軟性が非常に高い。

 

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 左側にあるツリー上のメニューから、カメラやWEBサイトを選択し、ドラッグ&ドロップで画面上に投げ込むと、自動的に適切な分割画面が作成される。

 

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 画面上部にあるレイアウトのタブ上で右クリックを押下し、『名前を付けてレイアウトを保存』を押下する。これで、画面のレイアウトが保存される。

 

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 画面左側のツリー上のメニューに『新規レイアウト1』保存された。このレイアウトを呼び出したい場合、『新規レイアウト1』を画面上に投げ込むと良い。

 非常に、サクサクと動作するため快適だ。

 

まとめとして

 

 今回は、Ubuntu上にSK VMSのサーバープログラムをインストールし、ビューワープログラムをWIndows10にインストールした。

 次回は、録画の設定画面などについて確認していきたい。