今回は筆者が個人的に好んでいるPoE HUBを紹介しよう。
※なお、本記事は2018年1月時点の情報をベースに記載している。
ApresiaLightGM/FMシリーズ
近年、ネットワークカメラ業界において、非常に目立っているのがアプレシアのApresiaLightGM/FMシリーズである。アプレシア社は、2016年12月に日立金属株式会社より独立し誕生した会社である。 ビジネス向けのPoE HUBのラインアップの強化も図られており、多くのネットワークカメラメーカーのカタログに掲載されるようになった。
パナソニックESネットワークス
続いて、パナソニック製のPoE HUBである。パナソニック製のネットワークカメラでシステムを構成する場合は、こちらのHUBを選定したい。また、パナソニック製カメラ以外にも、無線機やIP電話など様々な製品との検証結果がHPに掲載されているので、機器選定の際に非常に役に立つ。なお、筆者は、アイコム社の無線機を利用したい場合に本製品を選定していた。
BUFFALO GS20XXPシリーズ
最後に、BUFFALOのGS20XXPシリーズを紹介しておこう。本製品のメリットはコストパフォーマンスが高いという点である。例えば、8ポートのBS-GS2008Pの場合、標準価格が¥34,800(税抜)でありながら、PoE+の対応となっている。PoE最大供給電力も90Wと比較的高い。保証期間も標準保証3年(ユーザー登録で2年延長)となっている。
ただし、8ポートのGS2008Pはファンレスであるが、16ポートおよび24ポートのモデルの場合、ややファンの音が目立つという意見もあった。静かな環境下では注意が必要だ。
その他にも、アライドテレシスやHP、YAMAHA、ネットギアなどPoE HUBには、様々な製品がある。参考にしていただければ幸いだ。