ネットワークカメラ推進会

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LANケーブルと配管の種類

様々なケーブル

ネットワークカメラでは、一般的にLANケーブルを使って配線を行うがLANケーブルにも設置環境に応じて、さまざまなタイプのものを選択する必要がある。電線やケーブルを配線する場合は、コンプライアンス上でも様々な決まりがある。

なお、筆者も施工については専門の知識はない。そのため、本記事では最低限の知識として記載しておく。

まずは、カテゴリーについて説明しよう。

 

LANケーブルのカテゴリー

LANケーブルには、通信速度によってさまざまなカテゴリーが存在する。18年2月現在、ネットワークカメラの小中規模商談において、一般的に用いられるのが、カテゴリー5e、6である。

主な違いは下記の通りだ。

  <カテゴリー5>  通信速度:100Mbps   伝送帯域:100MHz

  <カテゴリー5e>  通信速度:1000Mbps 伝送帯域:100MHz

  <カテゴリー6>  通信速度:1000Mbps 伝送帯域:250MHz

※ネットワークカメラの通信においては、100Mbpsを超える設計が必要となるケースもあるためカテゴリー5の利用は避けた方が無難であろう。ギガビット対応のHUBを導入してもLANケーブルがカテゴリー5の場合、100Mbpsしか速度がでない。

※コスト面や成端の簡易性を考慮すると、現在ではカテゴリー5eが用いられるケースが多い。

HDMIエクステンダー(延長器)などを利用する際は、カテゴリーの指定がある場合が多いため、説明書をチェックする必要がある。

※俗に「カテゴイー(カテゴリー5e)」や「カテロク(カテゴリー6)」などと省略して会話する場合がある。

※ほとんどの場合、ケーブルの被膜にカテゴリーの記載がある。

 

 

屋外の配線について

LANケーブルを配線する際は屋内か屋外かも考慮する必要がある。屋外設置の場合は、ポリエチレンシースを重ねて耐性を高めた屋外用のLANケーブルを利用する。URLを貼り付けしておく。

http://www.kantsu.co.jp/products/lan/utp-c5e-w.html

 

また、電線などが近くにある場合、影響を受けてノイズが発生する可能性があるため、シールド付きのケーブルが望ましいとされる。URLを貼り付けしておく。特に、電線が200Vの場合、同一管内にケーブルを入れてしまうとノイズが目立つ可能性があるため、別の配管を利用し、距離を離す必要がある。

http://www.kantsu.co.jp/products/lan/stp-c5e.html

※なお、シールドがほどこされていない通常のLANケーブルをUTPケーブルと呼び、シールドが施されたものをSTPケーブルと呼ぶ。

配管について

屋外にLANケーブルを配線する場合、屋外用のケーブルを利用するほかPF官やVE官を用いることが一般的である。一般的にPF管はぐにゃぐにゃと曲げられるもので、VE管は直線型である。

施工業者から「この部分の配線は露出でもいいですか?」などと聞かれた場合は下記のような配管を利用して配線すると考えてよい。景観に影響する部分になるため、注意が必要だ。

http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haikan/conduit/synthetic_resin_flexible_conduit/pf.html

 

さらに、工場内や耐塩対策が必要な場合は、ステンレスなどの金属管を利用するケースもあるが、材料費はプラスチック製品と比較すると、大きく上がってしまうことを認識しておきたい。

http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haikan/conduit/specification.html

 

地中の配線(埋設)について

地上での配線が困難な場合、地中を配線するケースもある。この場合は、一般敵にFEP管を呼ばれる管を利用する。人が通るところで0.6m以上,車が通るところで1.2m以上、埋設(まいせつ)する必要がある。

いかがだろうか? 単に配線といっても様々な部材を使って施工を行っているのである。最後に、未来工業社のカタログのURLを貼り付けしておく。各部材が一覧で確認できるのでわかりやすいかと思う。

http://www.mirai.co.jp/densetu/