ネットワークカメラ推進会

Network camera promotion and communication

AXISのファームウェアについて

複数のファームウェアが公開されている

 

 アクシスコミュニケーションズ社の公式サイトに接続すると、1つの機種に対して2~3種類のファームウェアが公開されている。例えば、以下のようなイメージだ。

 

 『LTS版』と『アクティブ版』の2種類が公開されている。今回は、この2種類の違いについて説明したい。

 

www.axis.com

 

 

『LTS版』と『アクティブ版の違い』について

 

 LTS版とは、長期サポート用のファームウェアである。主なファームウェアの改修内容は【セキュリティ対策や安定性の向上】である。

 一方で、アクティブ版はセキュリティ対策や安定性の向上だけでなく、【何らかの機能追加】を行ったファームウェアである。

 

 ※特に追加機能が必要でない場合や他のシステムとの連動・連携を行っている場合は、LTS版をインストールするべきである。

 

ファームウェアのバージョンの見方について

 

 アクシスのファームウェアについては、その数値を見ると、おおよそのリリース時期やバージョンを理解できるようになっている。

 

 例えば、【7.10.1.2】というファームウェアがあったとする。

 

 この場合、最初の1文字目の『7』がリリースされた年を表現している。上記の場合、2017年にリリースされたということが分かる。同様に【8.X.X.X】の場合は、2018年にリリースされたということであり、【9.X.X.X】場合は、2019年にリリースされたということである。

 

 2文字目の『10』という文字は、ざっくりと説明するとベースとなるプログラムを改修した回数である。【X.10.X.X】場合は、1回目のベースで、【X.20.X.X】場合は2回目のベースということである。

 また、中には【X.15.X.X】のように【X5】というファームウェアも存在している。これはイメージとしては、【X.10.X.X】の<枝葉>として開発されたものと理解いただけると分かりやすいかと思う。

 

 3つ目の文字の『1』はメジャーバージョンアップの回数であり、4つ目の文字の『2』はマイナーバージョンアップの回数である。

 

 よって、【7.10.1.2】というファームウェアは、2017年にリリースされたファームウェアで、2回目のマイナーバージョンアップがあった…ということが想定される。

 

 なお、上記は分かりやすいようにイメージで記載しているため、正確な情報についてはメーカーサイトをご覧いただきたい。

 

www.axis.com

 

バージョンアップの方法

 

 アクシスコミュニケーションズ製のバージョンアップの方法は様々な方法があるが、最もシンプルなものは、ブラウザから「ファームウェアのプログラム(binファイル)をアップロード」する方法である。

 

 まず、メーカーのホームページから必要な<binファイル>をダウンロードしておく。

 

f:id:networkcamera:20191007132857j:plain

 

 

 ブラウザでカメラに接続し、設定画面を開く。『システム』→『メンテナンス』の順でクリックする。

 

 『1.ファームウェアの選択』より、先ほど、ダウンロードしておいた<binファイル>を参照し、選択する。

 『2.ファームウェアをインストール』の<アップグレード>ボタンを押下し、binファイルをカメラ本体へインストールする。 

f:id:networkcamera:20191007133628j:plain

 

 ファームウェアの更新作業には時間がかかるが、終了までじっと待つことを推奨したい。また、途中でカメラの電源が切れてしまうなどの障害が起きた場合、適切にファームウェアを適用できなくなるリスクがあるので注意が必要だ。

 

まとめ

 

 *アクシスコミュニケーションズのカメラには「LTS版」と「アクティブ版」の2種類があるが、新しい機能が不要な場合は「LTS版」を選択する。

 

 *ファームウェアの数字を見ると、ある程度、リリースされた時期や種類などを想定できる。

 

 *ブラウザから<binファイル>をアップロードすることで、ファームウェアを更新することができる。