ネットワークカメラ推進会

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ネットワークカメラ イベント録画とは?

イベント録画とは?

 

 ネットワークカメラには、常時録画やモーション検知による録画、マニュアル録画のほか、イベント録画というものが存在している。

 

 イベント録画とは、言葉のとおりで、様々なイベントを受けて録画を開始するものである。代表的なユースケースとしては、防犯センサーや防犯スイッチとの連動だ。

 

 防犯用の赤外線センサーが反応したときだけ録画を行う、などの設定が可能だ。

 

 ネットワークカメラにはデジタル入出力端子と呼ばれるインターフェースを保有するモデルがある。この端子に信号(A接点)を受けると録画することができるのだ。

 

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NVR-204 MKⅡ イベント録画の設定方法

 

 それでは実際にイベント録画の設定方法について説明しよう。今回はシステムK社のNVR-204 MKⅡを例に設定を行う。

 

 まずは、カメラ側の準備が必要だ。ネットワークカメラのデジタル入出力端子に、AWGケーブルなどのメタル線を結線する。通常は、この線に防犯センサーなどを取り付ける。

 

 この線を結合させている間は、イベントがONの状態となっており、線が離れた状態ではOFFとなるイメージだ。

 

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 続いて、レコーダー側の設定である。『設定』ページより、『イベント発生要因』を選択する。

 

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 カメラのデジタル入力プルダウンメニューで『1』を選択する。ポートの状態を『変更』を選択する。選択後は『適用』を押下する。

 

 ※これでカメラのデジタル入出力端子に何らかの変更が発生した場合、録画をするということである。なお、以下の<ポートの状態>は、カメラの機種によって表記が異なることがあるので、詳細はメーカーのマニュアルを参照してほしい。筆者は、正式にサポートされていないカメラで設定を行っている。

 通常の対応機種であれば【Open(開放)】や【Ground(短絡)】などど表示される。

 

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  また、適用ボタンを押下する前に『アドバンス』ボタンを押下すると、より細かい設定ができる。プリアラームバッファおよびポストアラームバッファで、イベント発生時の前後、何秒間を録画するのか設定することが可能だ。

 

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イベント録画は汎用性が高い

 

 イベント録画の良い点は、他のシステムの連携がしやすい点である。防犯センサーはもちろん、生産設備や監視装置、入退室管理システムなど様々な機器との連携が可能だ。いわゆる”接点信号”を出力できる機器であれば、カメラとの連携ができるのである。

 

 例えば、工場の生産設備で『異常があった時だけ録画を行う』また『録画と同時に警告音を出す』など、様々な設定が可能である。

 

 システムケイ社のNVRー204 MKⅡでは、イベント発生時にメール通知を行ったり、レコーダー本体から警告音を出すことができる。

 

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 また、録画の設定で、常時録画は1秒1コマのみ録画を行い(Iフレームのみ録画を行い)、イベント発生時のみフレームレートを高くして、録画を行うことも可能である。

 

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まとめ

 

  •  接点信号などを受けて録画する方法をイベント録画と言う。
  •  イベント録画は、他のシステムとの連携がしやすいというメリットがある。
  •  イベント発生時にメール送信したり、録画のフレームレートを上げることも可能である。