ネットワークカメラ推進会

ネットワークカメラに関する様々な情報を掲載いたします

各社の製品ラインアップを理解する

ネットワークカメラメーカーは非常に多い

ネットワークカメラのメーカーや製品は、無数にあるといっても過言ではない。

 

国内だけでも、パナソニック、三菱、キヤノンソニー東芝、日立、JVCなどがあり、海外も含めると、アクシスボッシュ、ビボテック、ダーファ、ハイクビジョン、サムスン…など多数のメーカーが存在する。

 

上記はほんの一部にすぎず、OEM製品なども含めると、本当に数えきれないくらいのメーカーと製品が存在しているのである。成長市場ということもあり、新規参入業者も多い。さらに、その販売業者となると、セキュリティ業者やOA機器業者、設備業者、システムベンダー、WEB系チャネルなど多数の購入ルートがあり、どこへ相談してよいのかさえ分からないと思う。

 

ユーザーが販売業者の提案内容を評価・検討するのは正直、難しいと言わざるを得ない。

(だからこそ、私は本WEBサイトを立ち上げた。)

 

このように、非常に多いメーカーと製品であるが、最低限、ユーザーが押さえておきたいラインアップの考え方について説明したい。

 

 

パナソニック

パナソニックには大きくわけて2種類の製品群が存在している。コストパフォーマンスを重視しているBBシリーズと性能や品質を重視したiPROシリーズである。

なぜ、このように2つのラインアップの流れがあるかというと…実はルーツの違い(もともと開発していた会社が異なっていたため)である。

過去の歴史はともかくとして、もしユーザーがBBシリーズのカメラの提案を受けた場合は、コスト重視の提案を受けていると想定される。逆に、iPROシリーズでの提案を受けた場合は、品質重視と考えればよい。

また、iPROシリーズにも種類があり、頭文字がXの場合はハイエンドモデルとなり、Sの場合はスタンダードモデルとなる。

https://sol.panasonic.biz/security/#content

 

アクシスコミュニケーションズ

アクシスコミュニケーションズ社の場合、現在の製品シリーズとしては、<M><P><Q>という3つのモデルに分かれている。ラインアップが非常にわかりやすく下記のような考え方となっている。

  Mシリーズ…コストパフォーマンスモデル

  Pシリーズ…ミドルレンジモデル

  Qシリーズ…ハイクオリティモデル

もしユーザーが、型番でM●●と記載されたカメラを提案された場合は、コスト重視の提案を受けていると考えてよいだろう。

https://www.axis.com/jp/ja

 

ソニー

これは筆者の偏った意見だと認識していただきたいが、はやりソニーの強みは高画質である。ソニーは産業用のカメラなども製造しているほか、CMOSセンサーなどでの強みを持っている。もちろん、コンパクトモデルやコスト重視のモデルも魅力的ではあるが、やはりソニーの場合、上位モデルの<美しい画>に定評があると考えている。

  Wシリーズ:フラッグシップモデル

  Vシリーズ:スタンダードモデル

  Eシリーズ:エントリーモデル

  Xシリーズ:コストパフォーマンスモデル

  Cシリーズ:コンパクトモデル

  Hシリーズ:全方位モデル

http://www.sony.jp/snc/lineup/

 

キヤノン

キヤノンのラインナップは主に下記の通りである。キヤノンは、近年、低コストモデルもリリースするようになっているが、やはり強みを持っているのは、首振りやズームに対応した高性能モデルである。フォーカスの精度や歪みの少ない画に強みを持つ。製造業など「本物に近い画」が必要なユーザーに推奨したい製品だ。

  Sシリーズ:コストパフォーマンスモデル

  Mシリーズ:メガピクセルモデル

  Hシリーズ:フルハイビジョンモデル

  Rシリーズ:360度旋回型モデル

http://cweb.canon.jp/webview/lineup/index.html

 

ハイクビジョン

ハイクビジョンの製品ラインアップについては、ネットワークカメラだけでなく、同軸ケーブルを利用したカメラも含まれるため、別の記事で紹介したいと考えているが、基本的に、ハイクビジョン社のカメラの提案を受けた場合、コスト重視だと考えてよい。

仮に国内メーカーの同一スペック製品と価格比較をした場合、明らかにハイクビジョン社の方が安価で構成を組むことが可能である。コストパフォーマンスを重視したいユーザーに適している。

http://www.security-d.com/hikvision/

いかがだろうか。ネットワークカメラの場合、残念ながら現状では各メーカーがバラバラで製品名を付けており、業界で統一したルールがあまり見られない。

そのため製品名から、おおよそのスペックがイメージしにくい状況である。また、仕様書上は同等レベルのスペックであっても実際の映像は大きく異なるケースも少なくない。

今後も本WEBサイトで情報発信をするので参考にしてほしい。