ネットワークカメラ推進会

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プラネックス スマカメ Professional発表

プラネックスコミュニケーションズ株式会社より、スマカメ Professionalシリーズ『CS-QP50F』、『CS-QP80F』が発表された。

今回はこの2機種についてスペックを確認していこう。

筆者の偏見もあるのかもしれないが、プラネックス社のスマカメを中心としたラインアップ全体は法人向けというよりも、個人ユーザーをターゲットとしているように感じられる。

一方、スマカメ Professionalシリーズ『CS-QP50F』、『CS-QP80F』は、従来のような個人向けというよりは、SOHOや法人をターゲットといている印象だ。では、さっそく各機器のスペックを見ていこう。

ドームタイプ CS-QP50F

 

●ラインアップについて

製品ラインアップとしては、カメラ本体だけでなく、PoE対応スイッチ(またはアダプタ)とWindowsアプリ『スマカメPro』がセットになったモデルも存在する。新規でシステムを導入する場合は、セットモデルが望ましい。

●センサーと解像度について

ソニー製のCMOSセンサー (200万画素)採用し、フルハイビジョン対応となっている。

● 画角について

スペック上は、85°(対角)、66°(垂直)、75.7°(水平)となっている。欲を言えば、水平画角は90度以上欲しかったところであるが、及第点といえるだろう。

●最低被写体照度について

スペック上は、赤外線LED オフ時:0.1 Lux(カラー) オン時:0 Lux(白黒 / 距離20m)である。カラーの最低照度性能が向上している印象だ。

ただし、スペックの表記方法について筆者は疑問を受けるところがあった。それが「ガラスの反射に邪魔されることなく窓越しに暗所を監視することも可能」との記載である。筆者もCS-QP50Fの実機でテストをしているわけではないが、一般的なネットワークカメラでは窓越しでの撮影は非常に難しい。

具体的には、室内が明るく屋外が暗い場合、基本的には光の反射は避けられない。例えば、スマートフォンのカメラ機能で夜に部屋の中から屋外を撮影してみて欲しい。部屋の明かりをつけていた場合、反射により自分自身が映り込み、外の様子が適切に撮影できないだろう。これと同じ現象がネットワークカメラでも発生するリスクがある。

CS-QP50FはIP66(防塵防水)に対応しているので、軒下など屋外での設置が可能な場合は屋外に設置した方が、適切な撮影ができるように感じた。

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バレットタイプ CS-QP80F

 

●ドームタイプとの違いについて

ドームタイプ CS-QP50Fと兄弟モデルとなっているので、スペックとしてはほぼ同じである。しかし、赤外線投射距離が30mと長くなるため、夜間に赤外線投射を行う際はバレットタイプが望ましい。

 

マカメ Professionalの強みとして

 あくまでも筆者の個人的な感想であるが、やはりパナソニックソニーキヤノンなどの法人向け製品のスペックと比較すると、やや物足りない印象を受けた。 しかしながら、スマカメ Professionalの強みとしてはコンスーマ向け製品で培ったノウハウがあるということであろう。ネットワーク機器の設定がなくでも、スマートフォンで外出先から閲覧ができる。 最初にコンスーマ向けのモデルから導入し、使い勝手になれたユーザーがより上位のモデルとして『CS-QP50F』、『CS-QP80F』を導入すると非常にスムーズに導入・運用ができるのではないかと想定される。