ネットワークカメラ推進会

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ハイクビジョンカメラのセキュリティリスクについて

バックドアの疑惑について

中国製のネットワークカメラには、以前から「セキュリティ上の脆弱性」があると言われている。

まずは、下記の記事をご覧いただきたい。

http://news.militaryblog.jp/web/US-Army-base-takes-down/Chinese-made-security-cameras.html

 

内容を要約すると、下記の通りである。

米陸軍がハイクビジョン(中国製)のカメラを情報セキュリティ上のリスクがあるとの判断から全機を撤去した。複数のセキュリティベンダーが「ハイクビジョンの監視カメラは、アメリカを監視する目的で作られた可能性があるため、使用中止もしくは購入を制限をすべきだ」との見解を示している。

 

ハイクビジョン社は、中国の国営企業で、監視カメラの世界市場において急激にシェアを伸ばしているメーカーである。強みとしては「圧倒的なコストパフォーマンス」である。同社のカメラは、日本国内メーカーと比較しても明らかに安価だ。そのため、徐々に日本国内でも存在感を高めつつある。

その一方で、以前から<バックドアの問題>の疑惑が指摘されていた。ざっくり言うと「中国側から世界各地に広まっているカメラがモニタリングされているのではないか?」という疑惑である。

当然、ハイクビジョン社はこれを否定している。しかし、ハイクビジョン社は度々、セキュリティ上の脆弱性を指摘されていた。参考となるニュースを貼っておく。

 

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1411/25/news056.html

 

 

このような記事を書いてしまうと、ハイクビジョン社に対するネガティブキャンペーンにようになってしまうが、一方で筆者は、ハイクビジョン社のカメラのコストパフォーマンスを高く評価している。

正直、筆者もこのハイクビジョン社のバックドアの問題については、何が正しい情報なのか現段階では分かっていない。

中国メーカーに限らず、ネットワーク機器のセキュリティの問題は、どの国のメーカーの製品にも存在する。そのため、修正パッチやファームウェアがリリースされた場合は、バージョンアップを行う必要がある。あのインテル社でさえ、18年1月現在、CPUの脆弱性が指摘され大きな問題に発展しつつある。ハイクビジョン社だけ中国メーカーという理由で批判の標的にされるのは適切ではないようにも感じている。

筆者としては、ハイクビジョンのカメラは、コストパフォーマンス重視のユーザーには推奨したい製品だ。今後もこのハイクビジョンの<バックドア疑惑>については、随時、ウォッチしていきたい。