ネットワークカメラ推進会

Network camera promotion and communication

ネットワークカメラの映像をホームページに掲載する

ビューワー画面をホームページに埋め込む

ネットワークカメラの使い方の1つに、ホームページ上にカメラのビューワーを埋め込むという方法がある。

例えば、観光地のライブ映像をホームページ上に公開し、リアルタイムの混雑状況や現地の様子を紹介する使い方だ。下記のサイトでは、桜の開花状況を公開している。

www.town.miharu.fukushima.jp

 

筆者が特に、ホームページにビューワー画面を埋め込む際のHTMLの記述が非常に簡単だと感じたのがキヤノンのネットワークカメラである。

基本的には下記の<iframe>のタグを1行追加するだけで完了する。

※具体的な記述方法については機種により異なるため、下記の公式マニュアルを参照いただきたい。

※機種だけでなく、ファームウェアのバージョンによっても埋め込む方法が大きく異なるため注意いただきたい。

cweb.canon.jp

 

日本国内のネットワークメーカーを中心に、他メーカーもホームページへカメラのビューワー画面や映像を組み込む方法を紹介しているが、今回はキヤノンのカメラが非常に簡単であったため紹介した。

なお、この方法の場合、カメラのビューワー画面をホームページに組み込んでいるだけなので、接続の上限数はカメラ本体の性能に依存してしまう問題も残る。

例えば、カメラの同時接続数が20クライアントまでであった場合、21台目の接続については正しく表示ができない可能性がある。大勢のクライアントに対して映像を配信したい場合は、別の配信方法を考える必要がある。また、一般に公開をする場合は、プライバシーの侵害が発生しないよう十分に注意が必要だ。

とはいえ、今後もこのように観光地のPRや災害対策などでネットワークカメラが広く活用される可能性がある。参考にしていただければ幸いだ。